匂いエチケットを守るために

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看護師は、病人の回復をお手伝いするのがメインのお仕事です。
ですから、例え女性でも香水をつけ過ぎることはマナーに反しています。

例えば飲食店で、香りのきつい方がいたと仮定します。本人は案外平気なのですが、周りのお客さんたちはその匂いのせいで食欲減退、早くお店を出たい気持ちになるかもしれません。そうなってしまうと売り上げが落ちるので、お店にとっても迷惑です。

これと同じように、強い匂いは同僚や患者さんを不快な気分にさせてしまいます。
香水をつけるよりも、まずは身体を清潔を保つように心がけることが大切です。
毎日きちんとお風呂に入り、気になるのであれば出かける前にシャワーを浴びるのが良いでしょう。石鹸やシャンプーの香りは、誰にとっても素敵な香りだと感じられます。
自然の清潔な香りで接することで、患者さんの回復にも良い影響があるかもしれません。

最近では、汗を抑えるスプレーやタオルなど、様々なデオドラント商品があります。
病院内は季節を問わず適温に保たれていますので、そんなに汗をかくほどの暑さを感じることは少ないかもしれません。でも、梅雨の時期あたりからはジメジメとしていて、汗をかく機会が増えてくるでしょう。
そういう時は、合間を見てトイレなど人目の無いところでケアをすれば良いのです。
さわやかな身なりと笑顔で、患者さんに癒やしを提供しましょう。

匂いで不快な思いをさせないためには、前日の食事内容も大切です。アルコール・にんにくなどの匂いが残っていると、患者さんを不快な気持ちにしてしまいます。口臭ケアのアイテムを上手く使って、翌日に持ち越さないように注意しましょう。